シカゴのバーでは、警備員の1人が彼女を「階段から突き落とした」と主張するTikTokユーザーに対して法的措置をとっている。
ハバード・インのオーナー、カルメン・ロッシさんは、22歳のTikTokユーザー、ジュリア・リールさんを名誉毀損で訴えている。リールさんは、敷地内の警備員に「乱暴に扱われた」と主張し、ソーシャルメディアで話題になった。
シカゴ・トリビューンが入手した訴状の中で、ロッシ氏は、現在は削除されているTikTokのせいで、予約がキャンセルされ、スタッフが脅迫され、レストランには数え切れないほどの1つ星のレビューが寄せられ、3万ドルの収益損失を招いたと主張している。
リールさんは、3月10日に彼女と友人がバーから追い出され、警備員が彼女を「つかみ」「引きずり」、2つの階段を「飛ばされて」落としたと主張している。しかし、ハバード・インのTikTokに投稿された警備員の映像は、そうではないことを示しているようだ。
@hubbardinchicago 疑惑の事件に対する反応。#hubbardinn #chicago #allegations
「彼女は丁寧に敷地から連れ出され、安全な退出が確保された」とTikTokのテキストオーバーレイには書かれており、リールさんと友人が建物を出る前の階段を降りている様子が映し出されている。「リールさんは2つの階段から投げ出されたわけではない」
ハバード・インの動画はバーを取り巻く世論を変えたように見えたが(TikTokにはすぐに支援のコメントやバーのビジネス化を約束するコメントが殺到した)、リールは事件についての自身の見解を主張し続けている。
訴訟でリールの弁護を務めるコーボイ&デメトリオは、自社のTikTokアカウントでハバード・インが提示した「誤解を招く物語」に反論し、防犯カメラの映像は疑惑の事件を映したものではないと主張した。
コルボーイデメトリオ ジュリア・リールが関与したシカゴのハバード・イン事件に関するコーボイとデメトリオの声明
「リールさんが脳震盪を起こし、目に見える裂傷やその他の重大な負傷の証拠を伴って病院に搬送されたことは疑いの余地がない」とコーボイ&デメトリオは記した。
「敬意を表して申し上げますが、法廷ですべての証拠が提示されるまで、判決を急いだり、被害者を辱めたりすることは控えるよう国民にお願いします。」
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