同性愛が禁止されているマレーシアでの公演中にステージ上で男性とキスした後、マッティ・ヒーリーは高額の訴訟に直面している。
ポップスター、テイラー・スウィフトの元恋人で「ザ・1975」のメンバー、マッティ・ヒーリーが男性にキスしたとして、マレーシアの音楽祭「グッド・バイブス」主催者フューチャー・サウンド・アジアから多額の賠償を求めて訴訟を起こされた。ステージ上。
8月12日、BBCなど海外メディアによると、フューチャー・サウンド・アジアは英国のバンド「The 1975」に対し、1,230万マレーシアリンギット(約270万米ドル)の賠償を求める訴訟を起こした。同バンドは先月、マレーシアの首都クアラルンプールで開催された音楽フェスティバル「Good Vibes」に参加したことが知られている。
フューチャー・サウンド・アジアの弁護士は「バンドの行為は契約違反に当たる」と主張し、「契約には出演者がステージ上で現地の規制や法律をすべて遵守しなければならないと記載されている」と主張した。
特に、前述のフェスティバル中、マッティ・ヒーリーが突然「同性愛を嫌う国ではパフォーマンスしたくない」と発言し、隣にいた男性メンバーにキスをし、物議を醸した。
30分後、ヒーリーはステージから降り、聴衆に向けてクアラルンプールへの入国を禁止されたと告げた。その結果、音楽祭「グッド・バイブス」も中止となった。
マレーシアでは同性愛は犯罪とみなされ、最高20年の懲役刑に処される可能性があるとBBCが報じた。このように、ヒーリーのパフォーマンスは、マレーシアのLGBTQ+コミュニティの生活を困難にする「注目を集める」行為として批判を受けた。
一方、フューチャー・サウンド・アジアは270万ウォンの訴訟に関して、バンドが応じない場合は英国の裁判所で法的措置を取ると述べた。
一方、マッティ・ヒーリーとテイラー・スウィフトは約2か月の熱愛の末、6月に破局したと言われている。
出典: BBC、ダウム
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