HYBE AmericaのCEOがパレスチナ支持者を「脅迫」したとして批判される?

HYBE AmericaのCEOがパレスチナ支持者を「脅迫」したとして批判される?

最近、HYBE AmericaのCEOであるスクーター・ブラウンがSNSプラットフォーム「X」でパレスチナを支持するARMY(防弾少年団のファン)にメッセージを送ったと非難された。このARMYにスクーター・ブラウンが送ったプライベートメッセージの映像も公開され、前述の非難が真実であることが証明された。

メッセージ自体には問題はないが、特にスクーター・ブラウンがイスラエル・パレスチナ戦争で敵側を支持していることが知られていることを考えると、脅迫的な調子が込められている。

スクーター ブラウン
スクーター ブラウン

一方、イスラエルによる度重なる空爆で多数の死傷者が出ているパレスチナに対して、K-POPファンの多くは支持を示している。中には、K-POPの「ビッグ4」芸能事務所によるイスラエル支援を阻止しようと、これらの事務所に対するボイコットに参加するファンもいる。

さらに、ファンがスクーター・ブラウンに抗議するのは今回が初めてではなく、スクーター・ブラウンはイスラエルへの支持を明確に表明している。実際、ハッシュタグ「#HYBEDivestFromZionism」がSNSプラットフォーム「X」でトレンドになっており、ファンはHYBEにスクーターとのコラボをやめるよう求めている。

これに先立ち、スクーター・ブラウンとパン・シヒョクがビルボードの2024年「パワー100」リストにHYBEの幹部として名を連ねた際も、ファンは「#HYBEREMOVESSCOORTERBRAUN」をトレンドに挙げ、不満を表明した。

2月11日、ほとんどのアメリカ人がスーパーボウルに注目していたとき、イスラエルがガザ地区の端にあるラファ市を爆撃したことは知られている。ラファ市は130万人以上の住民が避難していた場所だ。現在、この攻撃で100人以上が死亡し、戦争勃発以来、数百万人のパレスチナ人が亡くなっている。

その結果、スクーター・ブラウンのイスラエル支持はK-POPファンにとって人道問題とみなされ、特にお気に入りのアイドルを通じてそのような人物を支持したくないという気持ちに繋がっている。

出典: K Crush、X

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