ニューラリンクの最初の患者であるノーランド・アーボーさんは、自分の思考だけを使ってソーシャルメディアに初めて投稿し、インターネットに刺激を与えた。
アーボー氏は今年初めの手術以来、頭に埋め込まれたニューラリンクチップの性能を披露するのに忙しくしている。伝えられるところによると、この麻痺した男性は、技術が稼働し始めると、何時間も『シヴィライゼーションIV』をプレイし、チェスをする自分の姿を配信したこともある。
アーボー氏は配信中に、タスクを完了したりゲームをしたりするために、基本的にコンピューター上のカーソルを「動かす」ために自分の心を使用していると語った。
彼の最近のスタントはソーシャルメディアへの投稿だ。2018年に作成され、これまで投稿したことがないという彼のX/Twitterアカウントは、彼が今や「ボット」になったと冗談を言う投稿を出した。
「ツイッターは私がボットだと思ったのでアカウントを凍結したが、Xとイーロン・マスクは私がボットなので復活させた」とアーボー氏は語った。
Twitter は私がボットだと思ったので禁止しましたが、@Xと@elonmusk は私がボットなので私を復活させました。
— ノーランド・アーボー(@ModdedQuad)2024年3月22日
マスク氏のファンや医療技術マニアらは、この投稿と、患者の脳にチップが埋め込まれて以来、患者が継続的に急激な成長を見せていることに感銘を受けたと語った。
「ノーランドさん、あなたはインスピレーションでありヒーローです!そして面白いです」とマスクのファンの一人は言った。
また、アーボー氏がソーシャルメディアのウェブサイトに投稿した最初の「サイボーグ」だと冗談を言う人もいた。
「これは歴史に残る出来事だ。ワイヤレス脳インプラントを使って初めてツイートが可能になった」と別のソーシャルメディアユーザーは述べた。
ニューラリンクはこれまで、動物実験を含め、被験者や試験に関する透明性の欠如について批判されてきた。
アーボーに関するこの新たな報道発表は、マスク氏が1月にアーボーが手術から「順調に回復している」と発表した後、同社が被験者について発表した最初の最新情報だ。全体的に、インターネットではアーボーが大好評のようで、彼がインプラントを使って他に何ができるのかを見るのが待ちきれないようだ。
コメントを残す