「K-POPの女帝」BoAは、アイドルに対する偏見が原因で憎悪や悪意のあるコメントにさらされることも多いと打ち明けた。
3月30日、K-POPアイコンBoAがチャンネルAの「ニュースA 」の公開インタビューで特別ゲストとして紹介された。
番組では、20年以上芸能界で活躍してきたことについて率直に語り、自身の立場を振り返り、活躍しながらいかに苦難を乗り越えてきたかを語った。
BoA、アイドルへの偏見について意見を述べるも憎悪コメントが殺到
インタビューの中で、BoAは13歳の頃から公人として人々に公開されるようになった経緯を振り返った。アナウンサーは彼女の歩みを「トゥルーマン・ショー」に例えた。
これについてBoAは次のように同情を示した。
「有名人も人間です。多くの人が、公の場で生活しなければならない有名人をターゲットにして怒りをぶつけているように感じます。憎しみのコメントはとにかくひどいです。」
これと関連して、BoAはアイドルに対する偏見についても言及した。アイドルが音楽業界が設定した一定の基準に反すると、悪質なコメントがエスカレートするのだ。
BoAは冷静かつ力強くこう語った。
「アイドルはあれをしてはいけない、あれをしてはいけない。怖気付いてしまうことも多いです。でも、もっと温かい目で見てください」
アイドルも人間なので、人間として尊重してもらえるといいなと思います」
BoA、自身の称号「K-POPの女王」について語る
K-POP業界で24年間活躍してきたベテランとして、BoAは長年にわたり「K-POPの女帝」という異名を獲得してきた。
歌姫は、最初は少し負担を感じていたが、最終的には受け入れたと明かした。
「私は、自分がよそよそしい人間だと思われるのではないかと心配していたので、その修飾語に少し負担を感じていましたが、今はそれをただ受け入れることにしました。
「音楽って、本当のタイムマシンだと思うんです。曲を聴くと、その時代に戻れるじゃないですか。いつまでも語り継がれるアーティストであり続けたい。そのくらい一生懸命生きてきたと思います」
実際、彼女は特に日本とアジアの市場で「韓流ブーム」を広める上で大きな貢献をした人物の一人となった。
そこで、若いアイドルたちのロールモデルとしての考えを尋ねられたとき、BoAはK-POPのトレンドの高まりを強調し、次のように語った。
「最近、米国の音楽チャートにK-POPというジャンルが浮上しましたよね?今デビューする友人たちが、世界中で同時にデビューしていると言っても過言ではないと思います。
日本に行った時は無条件に日本語を話さなければならなかったのですが、(今は)韓国語を学ぼうとする人が多いようです。この前台湾に行ったのですが、韓国語で話しかけられました。
「(ファンが)韓国語で『姉さん、音楽番組に行くよ』と言ってきて驚きました。『音楽番組』の略語も知っているんです」
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