「涙の女王」の財閥の突然の崩壊はブラックコメディの素材になる

tvN「涙の女王」は、最近放送されたドラマで自己最高視聴率16.1%を記録し、上昇傾向を維持している。同ドラマは、韓国の巨大財閥クイーンズグループを背景に、財閥ホン・ヘイン（キム・ジウォン）と夫ペク・ヒョヌ（キム・スヒョン）の楽しくも悲しいロマンスと結婚3年目の危機を描いた作品だ。

最近、3月30日と31日に放送された第7話と第8話では、クイーンズグループがモ・スルヒ（イ・ミスク）と息子のユン・ウンソン（パク・ソンフン）の支配下に入るという展開が視聴者を驚かせた。この展開が支離滅裂で杜撰だと批判する声もあるが、多くの人々は筋書きに一貫性があると信じている。実際、財閥一家が一日で崩壊するというシナリオは現実に起こり得る。それを誇張して描くことで、「涙の女王」は物語をブラックコメディに仕立て上げている。

また、ドラマの最新エピソードではホン・マンデ会長（キム・ガプス）が猿のイメージで描かれ、視聴者に某企業の代表取締役を連想させ笑いを誘った。このように「涙の女王」は財閥一家の生活を柔軟かつ面白く描き、ネットユーザーを魅了した。

特に、王妃の家族が没落した後、ヨンドゥリで貧困生活を送っている様子を暗示する場面は、次回の放送で何が起こるのかドラマファンの関心を引いた。特に、これまで庶民を無視し、彼らの生活について何も知らなかったホン・スチョル（クァク・ドンヨン）とキム・ソナ（ナ・ヨンヒ）が庶民の生活に適応しようとする過程は、視聴者に大きな笑いを与えると予想される。

病気と闘うホン・ヘインと妻のために悪党を名乗るペク・ヒョヌの関係は、今後多くの変化を見せることだろう。二人のロマンスと、彼らがクイーングループをどうやって取り戻すのかに注目が集まる。

一方、「涙の女王」は現在最も人気のドラマであり続けている。グッドデータによると、俳優週間人気ランキングでキム・スヒョンとキム・ジウォンが1位と2位を占め、パク・ソンフンは4位に上がった。イ・ミスクは36位から8位に、クァク・ドンヨンも23位から13位に上がった。主演だけでなく助演俳優の人気も上昇し、「涙の女王」は再び圧倒的なパワーを証明した。